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熱中症③

どんな方法で冷やすのが良いのでしょうか?
熱中症①でも少しお話しましたが、整理したいと思います。

・氷
・水
・冷湿布
・保冷剤(凍ったもの)
・保冷剤(ゲル状のもの)
・保冷シート(冷えピタ)
・コールドスプレー
・クーラー

代表的なものはこのくらいでしょうか。
実際には様々な方法を組み合わせる場合が多いと思います。

まずは駄目なものから説明します。
①コールドスプレー
スポーツの現場で用いられることが多いようですが、
マイナス温度の冷気が噴射されるので、
皮膚に近すぎたり、一点集中して噴射すると凍傷の恐れがあります。
また、表面だけ冷えすぎて深部は冷えない。
あくまでもスポーツの現場での応急処置用として使うのが良いと思います。
持続性がないため、最終的には氷でのアイシングを行うようです。

②冷湿布・保冷シート(冷えピタなど)
確かに『冷っと感』はあるのですが熱を奪う力はあまりありません。
付着面の薬剤に消炎鎮痛効果のある成分が入っていますが、
効果、持続性は大きくないと思います。
逆に長時間貼ると、皮膚表面からの放熱を阻害し
鬱熱(うつねつ)をまねきます。
特に脳は熱に弱いので、頭に貼るシートは注意してください。
かぶれの原因にもなります。

③保冷剤(凍ったもの)
昔流行ったアイスノン
コチコチに凍ったものは危険です!
凍らないゲル状のものは大丈夫です。が・・・一番良いのは氷と水です

④クーラー
全身が冷えすぎて×
体表面だけ冷えすぎて×
汗を上手くかかなくなり鬱熱傾向になるので
長時間のクーラーはご注意ください。
また、クーラーをかけっぱなしで寝ると
脱水しているにもかかわらず、脱水感がないので危険です。
血液の粘性が増します
つまり・・・・

⑤氷と水
氷だけの場合は冷凍庫から出したばかりの
霜のついた氷は×
溶けかかった氷や水で洗った氷は○
『氷で直接冷やすと凍傷になるのでは?』
溶けかかった氷にものを凍らせる力はありません

yjimage[1]つまり安全です。
捻挫をした時などは、バケツに氷と水
たっぷり入れ、患部をダイレクトに突っ込みます!
正直、かなり冷たいです!
感覚もなくなり
『凍傷になるのでは?』
と心配になりますが、全く心配ありません。
氷と水では物理的に物は凍らないのです。

子供のころ熱を出した時に水枕や氷嚢を
使っていませんでしたか?
yjimage[3] 便利なものが無かったので・・・
と言ってしまえばそれまでなのですが、
原始的ですが
『安全で最も効率よく熱をとってくれる方法』です。
氷と水、ビニール袋なんかはどこにでもあると思います。
暑い外から帰宅したとき、
夜寝苦しい時、
クーラーなしでも寝つきはよくなります。
暑いと感じなくても脳は熱の弱いのです。
この夏はぜひともお試しあれ。

福岡市と春日市で発症力で勝負しているデイサービスセンターさかいの樹